2019.05.22 Wednesday

井上尚弥vsエマニュエル・ロドリゲス

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    強敵と目されていたエマニュエル・ロドリゲスを2ラウンドでKOした井上尚弥選手!この結果、この内容には全世界のメディアが脱帽しているようです!

     

    【井上尚弥はエマニュエル・ロドリゲスを圧倒。2ラウンドKO勝利でバンタム級リング誌ベルト、IBFベルトを獲得】

    (5月18日、web上のアメリカ、リングマガジンの記事より)

    https://www.ringtv.com/564078-naoya-inoue-stops-emmanuel-rodriguez-in-two-explosive-rounds-wins-ring-and-ibf-bantamweight-titles/

     

    こんなモンスターがいるだろうか?

     

    こんなモンスターがいるだろうか?と、エマニュエル・ロドリゲスに問いかけたい。彼はスコットランド、SSEハイドロにて日本の驚くべき<モンスター>、井上尚弥に追われ、捕らえられ、粉砕され、2ラウンドでIBFバンタム級タイトルを手放した。オフィシャルタイムは1分19秒だった。

     

    空位となっていたリング誌の118ポンド(バンタム級)タイトルをこの勝利で手に入れた井上は、2ラウンドにすさまじい左フックをロドリゲスにヒットさせ、強烈なダメージのあるダウンを与えた。充分な時間が残っていたため、試合が終わるのは時間の問題と思われた。そして、ロドリゲスは再び左フックでダウンを喫した際は簡単には立ち上がれなかった。ロドリゲスはふらついているようにみえたが、勇敢にも相手と向き合うために立ち上がった。暴力的なまでの一連の攻撃で、再びロドリゲスはダウンを喫しそしてレフェリーが試合をストップした。

     

    「平常心で戦おうと思っていた。その通り今夜はいいパフォーマンスができて、ほっとしている。」と井上は試合後のインタビューで語った。「1ラウンド目にロドリゲスはすごくプレッシャーをかけてきて、どうなるか自分でも予測できない状態だった。まるで自分のホームにいるようで(ファンが)後押ししてくれた。思い出深い一日になった。」

     

    一体誰がこの男を止めるのか?この試合に先立つ2試合で、井上は元チャンピオンのジェイミー・マクドネルとファン・カルロス・パヤノを破壊的な1ラウンドノックアウトで仕留めている。どちらの相手もKO負けを喫したことはなく、マクドネルは10年間無敗の戦績だった。

     

    <モンスター>に対する最も大きな脅威として意見が多い2人の選手は、負傷によりWBSS離脱を余儀なくされたWBO王者のゾラニ・テテと強打のメキシカンのサウスポーであるルイス・ネリだ。この試合のパフォーマンスを見る限り、井上はどちらの相手に対しても優位な立場となると思われる。

     

    しかしながら、次は4階級制覇王者のノニト・ドネア相手のWBSS決勝戦となる。ドネアはボクシング界のレジェンドで、現在のWBAバンタム級タイトル保持者である。先月テテの代役となったステファン・ヤングを6ラウンドでノックアウトした<フィリピンの閃光>は、素晴らしかった。しかし、将来のボクシング殿堂入りとなるであろう、現36歳のドネアが井上に釣り合うだろうか?

     

    「彼は<モンスター>だ。」とドネア。彼は敬意を示しながら、次の対戦相手となる井上と共に写真におさまった。「階級は問題とはならなかった。彼はやるべきことをした。<モンスター>を相手にするために、トレーニングに励まないといけないだろう。もう一度21歳に戻ったような気持ちがする。」

     

    Tom Gray筆

     

    ▼以下の記事も参考にしてください

    井上尚弥インタビュー:ロドリゲス戦に向けて

     

    JUGEMテーマ:ボクシング

    2019.05.16 Thursday

    井上尚弥インタビュー:ロドリゲス戦に向けて

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      いよいよ迫ってきました、井上尚弥vsエマニュエル・ロドリゲスのWBSS準決勝!先日行われた公開練習の写真を集めた記事には、すごい数の報道陣に囲まれる井上選手が写っており、海外での注目の高さを感じさせました。

      (▼写真は以下のリンクからみられます)

      https://www.ringtv.com/563365-naoya-inoue-emmanuel-rodriguez-media-workout-gallery/

       

      公開練習後のインタビューが記事になっていましたので、翻訳しました。試合まで、約3日!

       

      【井上尚弥「わくわくしている」:エマニュエル・ロドリゲス戦に向けて】

      (5月15日、web上のアメリカ、リングマガジンの記事より)

      https://www.ringtv.com/563564-naoya-inoue-excited-fighting-ring-magazine-championship-against-emmanuel-rodriguez/

       

      井上尚弥から落ち着きを奪うのはほぼ不可能に思える。日本人スターの外面はとても穏やかで楽しげで、今日世界で最も恐るべき選手の一人であることをしばしば忘れてしまうほどだ。

       

      今週末、118ポンド(バンタム級)のリング誌ランキング1位にランクされる井上はIBFバンタム級王者のエマニュエル・ロドリゲスとスコットランド、グラスゴーで対戦する。この一戦は、2018年に井上と同じ日本人の山中慎介が引退してから空位となっていたリング誌のバンタム級タイトルをかけた試合でもある。

       

      当たり前のように、それ以上には表現できないのだが、MTKジムでの短い公開練習の後レポーターたちに話す井上を落ち着いた空気が取り巻いているように感じられた。

       

      「ロドリゲスはアマチュア戦績も素晴らしく、土台のボクシングスキルに優れておりカウンターパンチも打てる。」と井上は通訳を通じてリング誌に語った。

       

      「(自分がノックアウトで勝つ)期待をみなが持っているのは分かっている。しかし焦って狙いに行くつもりはない。プロとして、いつも日本でしているような自分のボクシングをするつもりだ。リングで何がおこるかはみてのお楽しみだ。秘密なので、今は何がおこるかを言うことはできないが、楽しみにしていてほしい。」

       

      この選抜トーナメントは、井上にとってはもってこいの土俵で、<ザ・モンスター>は自分に集められる限りの勲章を得たいと願っている。

       

      「リング誌ベルトがかかると知ったときはとても興奮した。」と井上は笑顔で話した。「これはこのトーナメントでベストな選手が頂点を目指して戦うから実現したと思う。この階級で誰が最高の選手かを決めるために我々は戦う。」

       

      公開練習でおこった唯一のハプニングは、井上陣営とロドリゲス陣営の衝突だった。両陣営が公開練習を相手に見せることに同意していたが、尚弥の父親でありトレーナーの井上真吾がロドリゲスの練習を撮影し始めると急に事態がエスカレートした。

       

      ここ数ヶ月ロドリゲスを教えているウィリアム・クルスがリングから出てきて真吾をうしろに押しやった。いわれのないことで、井上陣営にとっては驚くことになる事態だった。これは井上尚弥もいる場面でおこったことだった。

       

      「公開の練習だったから、自然と写真をとった。」と真吾はのちに話した。「相手がやってきて、自分を押しやった。とても非紳士的だった。

       

      試合のために実際にトレーニングしてきたのは両選手たちだ。我々はどちら強いかを知るためにここに来ている。リング外で敵意を持つ理由は何もない。もし私が相手のキャンプに乗り込んで(写真を)撮ったのなら分かるが、これは公開練習でそのためにみながここに集まっている。こういった取るに足らないことは気にしないし、感情的になることもない。試合は尚弥とロドリゲスが戦うもので、そのために彼らはここにいる。彼らに任せたい。」

       

      クルスはWBSSを通じて事態の謝罪をしており、収集がつけられた。本物のドラマはリングでおこるだろう。

       

      井上vsロドリゲスの勝者は、4階級制覇王者であり現WBAバンタム級王者のノニト・ドネアとトーナメントの決勝で激突する。

       

      Tom Gray筆

       

      ▼以下の記事も参考にしてください

      井上尚弥vsファン・カルロス・パヤノ

       

      JUGEMテーマ:ボクシング

      2019.05.08 Wednesday

      ノニト・ドネアvsステファン・ヤング

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        井上尚弥選手の参戦で注目される、WBSSバンタム級トーナメント。先日戦われたノニト・ドネアvsステファン・ヤングの試合にドネアが勝利し、決勝戦出場を決めました。試合直前にWBO王者のゾラニ・テテが肩のけがのため欠場しましたが、トーナメント開始時にこのような結果を予想する人はあまりいなかったのではないかなあと思っています。(私は正直、テテが決勝に進むと思っていました)

         

        以下に試合の海外記事を翻訳しました。(リンク先は、プログレスvsレリクをメインに書いた記事です。そこからドネアvsヤングの部分を抜粋しました)

         

        【ノニト・ドネアが代打のステファン・ヤングを6ラウンドでストップ】

        (4月27日、web上のアメリカ、リングマガジンの記事より)

        https://www.ringtv.com/560712-regis-prograis-claims-first-major-title-in-dominating-fashion-against-relikh/

         

        ノニト・ドネアは年齢を感じさせなかった。<フィリピーノ・フラッシュ>(ドネアのニックネーム)が36歳だというサインはいくつかみられた。ボディは往時の強さを感じさせなかった。目の周りの傷跡は鋭く、たやすく開いてしまいそうだった。

         

        しかしこれらは、ノニト・ドネアがもう恐るべき存在ではないことを意味しているわけでは決してない。彼は試合直前に代役となったステファン・ヤング(18勝2敗3分、7KO)を圧倒することでそれを証明した。プログレスvsレリクのアンダーカードで、左フックをさく裂させ、6ラウンド2分37秒でWBAバンタム級タイトルの防衛に成功した。

         

        ヤングは試合の3日前に代打のオファーを受けた。肩のけがにより戦線を離脱したゾラニ・テテの代役としてだ。

         

        ドネア(40勝5敗、26KO)はこの勝利によりWBSSバンタム級トーナメントの決勝に進み、5月18日の日本の井上尚弥とIBF王者であるプエルトリコのエマニュエル・ロドリゲスとの勝者と対戦することになる。

         

        ドネアは最初の2ラウンドをコントロールした。ドネアが得意とするサウスポーのヤングは、2ラウンド目の終盤にいいコンビネーションをみせたが、ラウンドの序盤のペースとリズムを支配したのはドネアだった。

         

        3ラウンド目の始め、ドネアの左目の周りに腫れが見られ始めた。このラウンド残り1分45秒のところで、ヤングは右ストレートでドネアをとらえ自信を持つきっかけを得た。それでも、ドネアは動じることなく自分の戦いを続けた。ヤングを前に出てこさせ、3ラウンド目の終わりには相手にロープを得負わせた。残り15秒で、ドネアはヤングに強烈な顔面への右ストレートをヒットさせた。

         

        4ラウンド目、ヤングの左目が腫れだし、2ラウンド目に比べて明らかにパンチの威力が落ちた。ヤングが左フックを食った時は、試合が終わるのは時間の問題のように思われた。

         

        6ラウンド目、さらなる左フックがヤングのあごをとらえ、2分37秒で試合は終わった。

         

        「いいゲームプランを持って試合に臨めた。」とドネア。「自分がパンチを受ける場面もあった。フックのタイミングをはかって、タイミングと距離をつかんだ。私はプレッシャーをかけ続け、相手が右を打った後体を傾けると分かった。

         

        体を傾けたタイミングを狙った。」

         

        Joseph Santoliquito筆

         

        JUGEMテーマ:ボクシング

         

        2019.04.05 Friday

        田中恒成vs田口良一

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          先月の試合にはなるのですが、日本人同士の注目の一戦、田中恒成vs田口良一についての海外記事をご紹介します。昨年の田口良一vsヘッキー・ブドラー、田中恒成vs木村翔は全国放送でなかったため、私は試合をみられずに大変悔しい思いをしました。しかし!今回は全国放送!ちゃんとみられました!よかったー。

           

          【田中恒成は田口良一を粉砕。日本を熱狂の渦に巻き込み、フライ級タイトルを防衛】

          (3月16日、web上のアメリカ、リングマガジンの記事より)

          https://www.ringtv.com/556818-kosei-tanaka-outslugs-ryoichi-taguchi-in-all-japan-brawl-to-retain-flyweight-belt/

           

          1990年代のアメリカのボクシング隆盛期のように、日本のボクシング界はここ数年にぎわいをみせている。アメリカ時間では夜が明けた早朝、田中恒成と田口良一は、特別な接戦といかないまでも激しい試合を戦った。

           

          岐阜のメモリアル・センターで試合をものにしたのは田中(13勝0敗、7KO)だった。ジャッジ2人が117−111、もう1人は119−109をつけ、3人ともに23歳の田中の勝利を支持し、WBO世界フライ級タイトルの初防衛に成功した。

           

          採点を見る限りでは接戦というわけではないが、田中の顔の腫れが試合を物語っていた。3ラウンド目の序盤、田口(27勝4敗2分、12KO)の右が顔面にヒットし、バランスを崩した田中はあやうくダウンを喫するところだった。そのパンチで目が覚めたかのように田中は4、5ラウンド目を通じ熱のこもったパンチを出し始め、ボディへの強烈な左フックにアッパーカットを交えながらパンチの交換があるたびに田口をうしろへさがらせた。

           

          7ラウンドごろには、108ポンド(ライトフライ級)でWBAとIBFの元統一王者だった田口に腫れが見られだし、ノックアウトされる寸前かと思われた。しかし32歳の田口は、13年のプロキャリアの中で一度もノックアウト負けを喫したことがない理由を見せつけ始めた。9ラウンド目には田中から距離をとってうまく戦い、試合の残り時間を通じて高度な技術を示し続けた。それと同時に田中もレバーへの強打を打ち続け、重い右、左フックで相手の攻勢に応じた。

           

          試合終了のゴングでお互いに抱擁し、両者は相手への大きな敬意を示した。そして田中は田口がリングを降りる前にも引き留めて抱擁を求めた。

           

          田口にとってこの敗戦は、昨年5月にヘッキー・ブドラーに敗れて統一タイトルを手放してからの2連敗となる。

           

          以前105ポンド(ミニマム級)と108ポンド(ライトフライ級)のタイトルを持っていた田中は、112ポンド(フライ級)のリング誌ランキングでIBFタイトル保持者のモルチ・ムタラネに次いで2位にランクされている。

           

          Ryan Songalia筆

           

          JUGEMテーマ:ボクシング

          2019.02.28 Thursday

          ガッツ石松がキャリアを振り返る

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            たまには、こんな話題はどうでしょうか。日本人初の世界ライト級チャンピオン、ガッツ石松が自身のキャリアをリング誌に語りました!

             

            【ガッツ石松がキャリアを振り返る】

            (2月27日、web上のアメリカ、リングマガジンの記事より)

            https://www.ringtv.com/555055-best-i-faced-guts-ishimatsu/

             

            日本人戦士、ガッツ石松は3度目の挑戦で世界ライト級タイトルを手にし、1970年代半ばにかけ5度の防衛に成功した。

             

            石松、本名鈴木有二は、1949年6月5日に栃木で生まれた。彼は4人兄弟の中で田舎町の貧しい家庭で育った。当初はプロ野球選手を目指していたが、ボクシングへの興味は12歳の時日本人のファイティング原田をみた時に始まった。

             

            「彼(原田)は幼いころのヒーローだった。」と石松はリング誌に語った。「私にとって彼は、世界中のボクサーにとってのモハメド・アリと同じだ。」

             

            石松はアマチュアでは1度も戦ったことがなかったが、1966年の秋、17歳でプロデビューした。

             

            「アマチュアではお金を稼げなかった。」と石松。「当時は一刻も早くお金が欲しかった。アマチュアのボクシングに興味はなかった。」

             

            当初のキャリアは、将来の世界チャンピオンとは決して思えないほどのものだった。デビュー後3年間での戦績は12勝5敗4分(9KO)だった。

             

            「試合でもっとガッツをみせられるように、と友人がガッツ石松と名付けてくれた。」と彼は明かした。「石松は、江戸時代の有名な博打打の<森の石松>からきている。<森の石松>は日本では愛すべきキャラクターとしてしばしば引き合いに出されるものだ。」

             

            その名前を汚すことなく、彼は大変に勇敢なボクサーへと変貌した。4試合連続で勝利し、最初の世界挑戦の切符を手にしたのだ。1970年6月7日、彼はパナマへ出向き、素晴らしい技術を持った比類なき世界チャンピオンのイスマエル・ラグナに挑戦した。

             

            堂々とした試合をやってのけたにも関わらず、挑戦者はなめらかなラグナに対応できず13ラウンドにKO負けを喫した。

             

            その敗戦以来石松のキャリアには再びむらが出始め、元バンタム級チャンピオンのライオネル・ローズと3度の世界挑戦経験のあるルネ・バリエントスに判定で敗れた。また、門田新一やのちの世界挑戦者のチャン・キリーにも敗れたが、1972年1月の門田との再戦で判定勝利をおさめ、再びキャリアを軌道に戻した。

             

            ボクシング評論家のジョー小泉は、予想以上のキャリアを達成したと語る。

             

            「彼には同時代のライバルが何人かいた。オリンピック出身の高山将孝、東洋タイトルチャンピオンの門田新一。この2人のほうが石松よりもずっと期待されていた。」と2008年にボクシングの殿堂入りを果たした小泉。

             

            「門田の持つOBF(東洋ボクシング連盟、OPBFの前身)タイトルの挑戦者が決まらなかった時、門田は以前KOで勝利していたために石松を簡単な相手と思っていた。しかし石松は番狂わせで世界ランカー門田に勝利し東洋チャンピオンになった。そして人が変わったようにその後は才能あふれるライバルたちを上回っていった。」

             

            新たに東洋チャンピオンとなった石松は2度の防衛に成功し、6連勝を飾り2度目の世界挑戦の機会を手にした。場所は再びパナマ、今回の相手はあの偉大なロベルト・デュランだった。

             

            日本人のスターは、10ラウンドでストップされるまで熱戦を繰り広げた。

             

            7か月後、石松はWBCチャンピオンのロドルフォ・ゴンザレスに東京で挑戦した。この試合で石松はチャンスをものにし、ゴンザレス有利の試合前予想と裏腹に8ラウンドで相手をストップした。

             

            「1度目と2度目の世界挑戦では、世界チャンピオンのレベルを実感した体の強さと身体的な対応力の重要性を痛感した。」と石松は認めた。「そのため多くのキャンプを行って身体を鍛え、ついに、幸運にも、世界チャンピオンになることができた。その試合のお金で家族に家を建ててあげられたからとてもうれしかった。」

             

            石松はゴンザレス(再戦、12ラウンドKO)、元チャンピオンのケン・ブキャナン(3−0の判定)らの挑戦を跳ね返し、WBCタイトルを5度防衛した。

             

            1976年5月、石松はプエルトリコでエステバン・デ・ヘススに大差の判定負けでタイトルを手放した。

             

            最後の世界挑戦となった試合で、石松は階級を上げWBCジュニアウェルター級チャンピオンのセンサク・ムアンスリンに挑戦したが、タイ人のサウスポーであるムアンスリンに6ラウンドでストップ負けを喫した。

             

            石松は14ヶ月後のカムバック戦を戦い、引退することになる。新井容日に判定で敗れ、ドラマあふれる15年のキャリアに幕をおろした。戦績は31勝14敗6分(17KO)だった。

             

            現在69歳の石松は、3人の子供と2人の孫がいる。引退後、。「太陽の帝国」、「ブラック・レイン」を含む何本もの映画出演を果たし、また監督を務めることもあった。

             

            元チャンピオンはリング誌に以下の10項目について語るのに喜んで時間をとってくれた。(以下、項目ごとにベストだったと思う相手を答えている)

             

            ベスト・ジャブ

            ケン・ブキャナン:彼は効果的にジャブを放つために、常に私から適切な距離と角度を保つことができた。

             

            ベスト・ディフェンス

            センサク・ムアンスリン:彼は長いリーチを持っていて、自分のパンチを彼にあてるのが難しかった。

             

            パンチの速さ

            ケン・ブキャナン:経験した中では彼のジャブと右パンチが最も速かった。イスマエル・ラグナも足が速くて打ってすぐ動く速さがあったが、彼のパンチはみえた。デュランのパンチも速かったが、パンチはみえたし反応することができた。

             

            ベスト・フットワーク

            エステバン・デ・ヘスス:攻撃の時も防御の時もいい距離を保つのがうまかった。

             

            あごの強さ

            センサク・ムアンスリン:彼は元からジュニアウェルター級の選手だったので、自分よりもはるかに身体が強かった。鋭いパンチをいくつかあてたが、身体の強さでものともしなかった。デュランもあごが強かったが、時々いいパンチをあててダメージをあたえることができた。

             

            スマートさ

            イスマエル・ラグナ:彼は相手に深入りしすぎずにポイントをとるのがうまかった。

             

            強さ

            ロベルト・デュラン:デュランの身体の強さとスタミナは表現しきれないほどだ。常に身体のパワーでパンチを打ち続け、あらゆる相手を豊富なスタミナで屈服させた。彼の相手は、絶え間ない攻撃をこれ以上受けたくないと思うようになる。これがデュランのノックアウトの道のりだ。

             

            ベスト・パンチャー

            ロベルト・デュラン:デュラン、ムアンスリン、ゴンザレスはみなハードパンチャーだ。しかしパンチのパワーの質がそれぞれ違う。デュランは強いパンチの連打、ムアンスリンは強いピンポイントの単発パンチ、ゴンザレスはとても鋭いパンチで2度彼に勝てたのは幸運だった。

             

            ベスト・スキル

            イスマエル・ラグナ:彼は距離の測定の重要性を分かっていた。常に打たれないで打つための自分の距離を保っていた。必ず打ち込んでから動いて逃げられるようにしていた。ブキャナンも絶えずジャブを放って自分の距離をとっていた。デ・ヘススもコンスタントなフットワークと打っては離れる戦略が巧みだった。ムアンスリンはサウスポーだったので、戦いにくかった。

             

            総合的なベスト

            ロベルト・デュラン:彼はスーパーチャンピオンで、あらゆる面でとびぬけて素晴らしい。彼と戦って感じた強さは、主にとんでもないスタミナからなっている。彼は並外れた身体のパワーを持つがために、パンチの量と連打のスピードで相手を圧倒することができる。相手の2倍、3倍のパンチを放っても決して疲れない。デュランの総合的な強さは怪物的なスタミナから生まれている。

             

            Anson Wainwright筆

             

             

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