2018.07.30 Monday

伊藤雅雪vsクリストファー・ディアス

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    快挙です!日本の伊藤雅雪選手がアメリカでクリストファー・ディアスに判定で勝利し、ワシル・ロマチェンコが返上した空位のWBOスーパーフェザー級タイトルを獲得しました。

     

    以下の海外記事では「番狂わせ」として報道されていますが、試合後のリングサイドでのインタビューで、かつてマニー・パッキャオと対戦したティモシー・ブラッドリーに伊藤選手が「夢がかなっておめでとう」と祝福のインタビューを受けていたのが印象的でした。

     

    【伊藤雅雪はクリストファー・ディアスに大差の判定で番狂わせの勝利。空位のWBOスーパーフェザー級タイトル獲得】

    (7月29日、web上のアメリカ、リングマガジンの記事より)

    https://www.ringtv.com/540433-masayuki-ito-upsets-chris-diaz-via-dominant-decision-wins-vacant-wbo-130-pound-title/

     

    伊藤雅雪は、自分自身と妻にWBOスーパーフェザー級のベルトという荷物を加えて東京に戻ることを約束した。その約束を信じたのは、伊藤、伊藤のコーナー、まるでプエルトリコ出身のクリストファー・ディアスのホームであるかのようにディアスのファンが詰めかけたフロリダのカシミー、シビックセンターに日本から応援に駆け付けた少数の家族と友人だけだった。

     

    ホームのリングアドバンテージはその程度のものだった。

     

    ショックを受けたものはいなかった。「不当だ」と叫ぶものはいなかった。判定が読み上げられる際、ディス自身が拍手をしてさえいた。なぜなら、伊藤が疑いの余地を残さなかったからだ。伊藤は、やや偏っていさえする判定を制し、空位のWBOスーパーフェザー級タイトルを獲得した。粗削りな23歳のディアス(23勝1敗、15KO)にキャリア初となる黒星を与えた。

     

    「チームのみんなと自分を信じていた。勝つ準備ができていたと信じていた。」と27歳の伊藤、前回の敗戦からの戦績が7勝0敗5KO、は語った。「勝つと信じていた。そのための準備はできていたし、勝つためにここに来た。自分が世界チャンピオンになると信じていたし、そういう戦いをした。」

     

    「1ラウンド目で、自分のパワーが通用すると感じた。あとは集中して試合を続けた。ポイントのことは考えられなかった。ノックアウト、ノックアウト、そのことばかり考えていた。」

     

    ジャッジのロビン・ヤング(116−111)、ロッキー・テイラー(117−110)、ポール・ウォレンス(118−109)らはみな、伊藤の圧勝とみた。伊藤はパンチを686発中194(28%)をヒットさせ、ディアスは601発中190(31%)をヒットさせた。ディアスはまた、パワーパンチのヒット率が高かった(349発中143、41%。伊藤は454発中168、37%)。

     

    しかし伊藤のパンチのほうが重く、破壊力があった。ディアスの顔の左側が腫れ上がっていたのはその証拠に思われた。4ラウンドに伊藤のねじ込むような右がこの試合唯一のダウンをディアスに与えた。伊藤(24勝1敗1分、12KO)のほうが2インチ半(約3.8cm)身長が高く、4インチ(約10.1cm)の圧倒的なリーチ差のアドバンテージがあった(伊藤68インチ、約172.7cm、ディアス64インチ、約162.5cm)にも関わらず、序盤に距離を詰めてより距離の短いディアスの大振りを封じたのは伊藤だった。

     

    2ラウンドまでの距離を支配したのは伊藤だった。

     

    しかし3ラウンド目、ディアスはより距離をとるためにステップバックし、頭やボディにいいパンチをあて始めた。それでも、伊藤の長いジャブや左目の下が腫れ始めるのを避けることはできなかった。4ラウンド目には、熱のこもった打ち合いを展開した両者だったが、ラウンドの残り1分32秒に、伊藤が左あごに右パンチ、さらに右、頭に左、と続けてディアスにダウンを与えた。

     

    ディアスは確かに復活して5ラウンド目には強烈な左フックをヒットさせたが、5ラウンド以降伊藤が勝利へのいい位置にいるように思われた。ディアスが左を振り回しながら前進する時間があった中、伊藤は落ち着いておりディアスのパンチがあたった際も平然としているようにみえた。

     

    試合の流れが相手に傾いていることを感じたディアスは、9ラウンド以降さらにギアを上げたが、すでに遅すぎた。ディアスは11、12ラウンドをおそらく伊藤の右を数多く受けたために腫れた左目がほとんどみえない状態で戦った。

     

    Joseph Santoliquito筆

     

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    2018.07.27 Friday

    Tシャツの新商品!

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      2018.07.17 Tuesday

      マニー・パッキャオvsルーカス・マティセ

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        なんということでしょう!約1年ぶりの試合で9年ぶりにマニー・パッキャオがKOで勝利し、WBAウェルター級タイトルを獲得しました!

         

        同階級の他団体のチャンピオンは、キース・サーマン(WBA正規)、エロル・スペンス・ジュニア(IBF)、テレンス・クロフォード(WBO)などがいまして、他にもショーン・ポーター、ダニー・ガルシアら強豪がひしめいています。もしかしたら今後こういった選手たちとの対戦の可能性が出てくるかもしれません(私はひそかにパッキャオがダニー・ガルシアと対戦してほしいなあと思い続けています)。

         

        【マニー・パッキャオはルーカス・マティセを7ラウンドにストップ。2009年以来のKO勝利】

        (7月14日、web上のアメリカ、リングマガジンの記事より)

        https://www.ringtv.com/539578-manny-pacquiao-stops-lucas-matthysse-in-round-7-for-first-tko-victory-since-2009/

         

        ここ10年間で初めて、マニー・パッキャオはノックアウト勝利でベルトを手にした。

         

        ボクシング史上唯一の8階級のタイトルホルダーであるパッキャオは、1年前のジェフ・ホーンに対する議論の余地のある判定負けを受け多くのボクシングメディアやファンから批判にさらされていた。

         

        しかしパッキャオは日曜日マレーシアのクアラルンプールで、自身の最盛期は過ぎたにせよそれでもトップレベルでの戦いが充分にできる実力を残していることを証明した。フィリピンの上院議員であるパッキャオは、2001年にコーナーについて以来初めてフレディ・ローチのいない布陣で戦い、マティセに3度のダウンを与え7ラウンドにストップした。試合はESPNで生中継された。

         

        この勝利により、39歳のパッキャオはウェルター級で2度目のタイトルを獲得した。しかしより重要なのは、自身を戦える状態に保ちワシル・ロマチェンコとの可能性も示唆されている次のビッグマッチへ備えることだ。

         

        「マティセはとてもタフな相手で、その相手をダウンさせた。これは試合中の忍耐へのボーナスだった。厳しいトレーニングも積んできていた。」とリング誌のウェルター級ランキングで6位にランクされ、2009年のミゲール・コットへの勝利以来ノックアウト勝ちのみられていなかったパッキャオは語った。「とても大変なトレーニングだった。我々はいい仕事をした。」

         

        パッキャオ(60勝7敗2分、39KO)は、左のアッパー、自慢の右フックととてつもないスピードで試合を決めた。これは年齢を重ねたにもかかわらず確かにみられるものだった。常に偉大な存在であり続けるであろうパッキャオは、素早いフットワークで蜂蜜のようにゆっくりなマティセを困惑させ、打ち合いの距離には入らずにいながら常に自分のパンチを届かせ打ち込んでいた。

         

        35歳のマティセは、リードブローに対しコンスタントにあごを打ち込まれていた。そしてパッキャオは的確な左アッパーとオーバーハンドで優位に立った。2ラウンドには左のアッパーがマティセのあごをとらえ、最初のダウンを与えた。5ラウンドにはジャブの連打で2度目のダウン。これらの連打はどのパンチも何か大きなダメージを与えるようなものとは思われなかったのだが。

         

        パッキャオはペースを上げ、マティセをボディブローやアッパーで攻め立てた。7ラウンドには再びビッグパンチをヒットさせ、これは再びアッパーカットだったが、再び相手をダウンに追い込んだ。マティセが片膝をつきながらマウスピースを吐き出し、降伏の意を示した時ケニー・ベイレスが2分43秒で試合を止めた。

         

        「彼は偉大なファイターで偉大なチャンピオンだ。」と、1月にタイ人のテワ・キラムに苦しみながらもノックアウト勝ちしたマティセ(39勝5敗、36KO)は語った。「勝つこともあれば、負けることもある。今日は私が負ける番だった。しかし私が負けたのは偉大な選手で偉大な伝説であるマニー・パッキャオだ。」

         

        今となっては、マティセはウェルター級でトップ選手の地位を失ったが、パッキャオは戦い続ける。史上最大級のビッグマッチであった2015年のフロイド・メイウェザーへの敗戦以来、ジェシー・バルガスやティモシー・ブラッドリーへの勝利でパッキャオは多くのノックダウンシーンをつくり我々を魅了してきた。しかし、ノックアウトは彼から遠ざかっていた。

         

        そして昨年ホーンに敗退し、もうトップ10に入るような選手をノックアウトすることはないのではないかと思われた。

         

        しかし3164日をかけてパッキャオはノックアウト勝利を実現した。すでに最盛期の過ぎた選手でありながら、そしてそうであるがためにパッキャオにはさらなるビッグマッチが待つことになる。

         

        Mike Coppinger筆

         

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        2018.07.10 Tuesday

        (予告)3日間限定!夏のTシャツキャンペーン

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          2018.06.18 Monday

          ゴロフキンvsアルバレス第2戦合意の経緯

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            記事には関係ないのですが、今日大阪を中心に大きな地震がありました。私の生活する京都も揺れまして、朝からびっくりしました。ものが少し落ちたりはしたのですが、大事な商品のDVDもみな無事で一安心…。しばらくは揺れる可能性があるとのことで気を付けつつ、みなさまのご注文に影響がでないよう注意もしていきたいと思います(もしかしたら物流が滞り、配送が遅れることはあるかもしれないです…)。

             

            では、本題です!先日、ゴロフキンvsアルバレス第2戦決定の記事をご紹介しましたが、一旦は反故になった交渉はずいぶんと急転直下でまとまったようです。詳細について、アメリカ、リングマガジンのフィッシャー記者がファンからのメールへ返事を書く形式で説明していますのでそちらを読んでいただければと思います。

             

            (6月15日、web上のアメリカ、リングマガジンの記事より)

            https://www.ringtv.com/537763-dougies-friday-mailbag-canelo-golovkin-2-ring-ratings-and-titles-furys-fake-fight/

             

            ファンより:ゴロフキンが大事なタイトルの一つ(指名試合を行わないためIBFタイトルが剥奪されたこと)を手放したからには、この再戦を組まないわけにはいかなかったのでは?

             

            フィッシャー記者:そうとは限らない。ゴロフキン陣営と(プロモーターの)トム・ロエフェラーはカリフォルニア、イングルウッドのザ・フォーラムでWBOチャンピオンのビリー・ジョー・サンダースとの試合をほぼ決めかけていた(ローマン・ゴンサレスとジェイミー・ムングイアの復帰戦がアンダーカードのペイ・パー・ビューの興行となる予定だった)。しかしMGMグランドが介入し、GGGにとってカネロとの再戦を明らかに価値あるものへ引き上げた。彼らにとってはそのほうが都合がいい。

             

            ファンより:(ゴールデンボーイ・プロモーションズの)エリック・ゴメスやオスカー・デラホーヤが言うようにカネロには多くの選択肢があったとしても、クレンブテロールのスキャンダルによって反故になった5月5日の試合で入ってくるはずだった以上の金額を稼げるほどの相手はおらず、ゴロフキンとの再戦ほど金額を稼げるミドル級の選手はいないため、カネロ陣営は交渉を熱心に行ったのではないか。

             

            フィッシャー記者:その通りだ。(アルバレスの秋の相手となる予定だった)ダニエル・ジェイコブスとの試合だと、ペイ・パー・ビューは70万ぐらいだろう(この数字は少ないわけではないが、5月5日のGGGとの再戦でカネロとゴールデンボーイ・プロモーションズが得るはずだった稼ぎを取り戻すには遠く及ばない)。一方、ゴロフキンとビリー・ジョーサンダースとのミドル級統一戦のペイ・パー・ビューは25万〜30万ほどとみられる。クレンブテロールのスキャンダルと相互の不和がチームカネロとチームGGGの間にはあるが、再戦のペイ・パー・ビューは1800万〜2000万に及ぶだろう。彼らは再戦をやる必要があるのだ。

             

            ファンより:再戦の結果を受け、他の選手との対戦の可能性が楽しみになる。

             

            フィッシャー記者:そうなることを願う。そして、今は両陣営がそれに目を向けていないことをうれしく思う。もしミドル級のスターである両選手のどちらかが別の相手と対戦すれば、メディアはみなその試合に向けてであっても(ゴロフキンとアルバレスの)再戦の話ばかりするだろう。(再戦がまとまって)それを防ぐことはできた。

             

            ファンより:ダニエル・ジェイコブス、ジャーメル・チャーロ、セルゲイ・デレヤチェンコ、ビリー・ジョーサンダースらはいずれもゴロフキン、アルバレスのどちらにとってもタフな相手となるだろう。再戦の結果を受け、今年の終わりごろにはこういった選手たちを含めたビッグマッチが実現してほしい。

             

            フィッシャー記者:私もそう思う。しかし、「こういった選手たちを含めたビッグマッチ」をなぜ「今年の終わり」まで待たなくてはいけないのか?カネロvsGGG第2戦と同時期にこれらのミドル級のトップ選手たちがお互いに戦うのを何が妨げているのか?なぜ(IBFが指名した)ジェイコブスvsデレヤチェンコが今実現しないのか?チャーロが次戦でなぜサンダースやジェイコブス、デレヤチェンコと対戦しないのか?

             

            ▼こちらの記事も参考にしてください

            ゴロフキンとアルバレス、9月に再戦へ

             

            JUGEMテーマ:ボクシング

            2018.06.15 Friday

            ゴロフキンとアルバレス、9月に再戦へ

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              ゲンナディ・ゴロフキンとサウル・アルバレスの第2戦がついにまとまったようです。5月のゴロフキンのマーティロスヤン戦以降、交渉が続きながらも一旦はまとまらなかったという報道が流れ、それぞれ秋には別の相手との試合を組むと思われていたのですがここにきて9月の日程で合意に至ったということです。

               

              こちらのブログでもアルバレスの薬物陽性反応後のゴロフキンのコメント、コミッションの対応をお伝えしたことがあるのですが(詳しくは 「カネロに一時資格停止、ゴロフキンとの再戦の危機」でどうぞ)試合までのメディアやファンの反応を見守ってみたいと思います。

               

              【ついに、カネロ・アルバレスとゲンナディ・ゴロフキンが待ち望まれた再戦に合意。日程は9月15日】

              (6月13日、web上のアメリカ、リングマガジンの記事より)

              https://www.ringtv.com/537659-finally-canelo-alvarez-gennady-golovkin-agree-to-long-awaited-rematch-on-sept-15/

               

              ついに、長いこと待ったが、我々は試合をみられることになる。

               

              数週間に及ぶ無理矢理といえるほどの交渉を経て、試合はキャンセルされ交渉はうまくいかなかったという声明が発表されたのち、水曜日の午後、ゴールデンボーイ・プロモーションズのオスカー・デラホーヤがツイッターでカネロ・アルバレスとゲンナディ・ゴロフキンがミドル級タイトルをかけた再戦に合意したと発表した。

               

              カネロとGGGの2度目の対戦は9月15日、ラスベガスのTモバイルアリーナにてHBOのペイ・パー・ビュー中継により開催される。

               

              発表のたった2時間前、GGG陣営と交渉にあたっていたゴールデンボーイ・プロモーションズのエリック・ゴメスは合意を取り付けることができていなかった。新たな金額配分、ゴロフキン42.5%、カネロ57.5%という条件で。

               

              長いことゴロフキンのプロモートにあたっているトム・ロエフェラーは、この条件下で合意をに至ることができていなかった。両者は話し合いを続けついに合意を引き出したが、その条件は明らかにされていなかった。そして今、GGGは4億ドルまで上がった金額を手に入れるとみられている。彼とカネロが同じリングに上がり、スリリングな試合の末引き分けとなった昨年9月の第1戦では「たったの」30%しか手に入れることができていなかった。

               

              当時は個人的な感情は関係なかったが、現在は確かに関係あるだろう。ゴロフキン(38勝0敗1分、34KO)は、彼と大衆の多くがゴロフキンが明らかに勝利したと信じた試合が引き分けとなったことにいら立っていた。アルバレスが禁止薬物のクレンブテロールへの陽性反応を示し、6か月間の資格停止処分を受け5月5日の試合が反故になった際にも怒りをあらわにしていた。

               

              アルバレス(49勝1敗2分、34KO)は、薬物に関してメキシコの汚染された牛肉に含まれていたものと釈明したが、36歳でカザフスタン出身のゴロフキンはそれを認めず、カネロとデラホーヤ双方を非難した。今でも試合に向けて不満は渦巻いているが、チケット代で2億7千万ドル、北米で1億3千万のペイ・パー・ビューを稼いだ第1戦に比べても再戦ははるかに大きな金額が動くことが約束されそうだ。

               

              リング誌のパウンド・フォー・パウンドランキングで1位にランクされるゴロフキンは、5月5日にIBFの指名挑戦者であるセルゲイ・デレヤチェンコではなくバネス・マーティロスヤンと戦うことを選んだためにIBFのタイトルを最近剥奪された。それでも、GGGは160ポンド(ミドル級)のWBCとWBAのタイトルを持ち、リング誌のミドル級ランキングで1位にランクされている。そして、タイトルを失ったのは彼だけではない。

               

              火曜日、アルバレスは薬物陽性の結果を受けリング誌のミドル級タイトルを剥奪された。しかし、空位のリング誌のベルトをかけて再戦を戦うことはできる。そして何をかけたとしても、試合はついに、ミドル級の最強を決める戦いとなる。

               

              27歳のメキシカンのアルバレスは自身の潔白を主張しているが、それを証明するためにボランタリー・アンチ・ドーピング機構のランダムな検査を受け続けることが課された。GGGも絶えずアンチ・ドーピング機構の検査を受け続けている。

               

              驚異的なパワーを持つ破壊的な強打者として、両選手は第1戦の激突で強打にさらに強打の交換をみせた。それ以来、彼らはメディア上でやりあう時間を経た。

               

              ゴロフキンは当初予定されていた5月の再戦で35%の金額配分に同意していたが、それがキャンセルされたあと彼らは再び金額交渉の席に戻り、ロエフェラーはカネロ陣営にGGGの40%の配分を主張した。ゴールデンボーイ側はそれを受け入れた。しかしそれから、GGGは50-50の配分しか受け入れないとしたが、最終的には45%の要求に落ち着いた。ゴロフキンが何を持って試合を受け入れたかは定かではないが、「最終的な」オファーである42.5%よりは配分が多くなったとは思われる。

               

              その後、デラホーヤはカネロとミドル級のダニエル・ジェイコブスとの試合を準備しているとした。しかし今となっては、その過程はもう関係ない。注目の的となった交渉は終わり、今はもう一度再戦をプロモートする時である。

               

              Mike Coppinger筆

               

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              2018.06.08 Friday

              店主のおすすめコーナー

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                先日、ふと思い立ってショップに「店主のおすすめ」というコーナーをつくってみました。私がショップの中から独自に選んだ商品を集めてみたのですが、いい感じになったなと自分では気に入っています。そしてつくってみたところ、そこから商品を選んでくださるお客様もいるようでして、うれしく思っています。

                 

                そんな「店主のおすすめ」コーナーの中から今回はいくつか商品をご紹介したいと思います。まずは、こちら!

                 

                バーナード・ホプキンスTシャツです!商品ページ→http://www.shop-az.net/?pid=118718199

                (左→表の写真、右→背面の写真)

                 

                こちらは、ゴールデンボーイプロモーションズのオフィシャル品で、2016年をもって引退したホプキンスの引退記念につくられたものです。背中にホプキンスがいるなんていいよなあ…と思い、私は入荷当初から大変気に入っていました。で、ひそかなイチオシTシャツとして「店主のおすすめ」に並べてみたところ、Lサイズが完売するなどじわじわ人気が出てきてくれたようです。完売してしまったLサイズは先日再入荷しましたので、今ならゲットできますよ!

                 

                ボクサーのオフィシャルTシャツなるものをみていると、脇に縫い目がなく、着た時に縫い目がゴロゴロしないようになっているものが多いです。こちらのホプキンスのTシャツもそうで、着るときのこともちゃんと考えてあるんだなあと思ったりしています。

                 

                つづいては、こちらの商品!

                 

                バレラvsモラレス第1〜3戦DVDです!商品ページ→http://www.shop-az.net/?pid=37195358

                 

                こちらは、ショップをつくった当初からずっと私がショップのDVDの中で一番気に入っている商品です。一時期売り切れてしまっていたのですが、また入荷して販売できるようになりましてなにより…と思っているところです。試合がどれだけすごいかはみていただければわかるのですが、「店主のおすすめ」コーナーのラインナップをみると私がどれだけ強かった時期のマルコ・アントニオ・バレラとエリック・モラレスの商品を推しているのかをお分かりいただけるのではないかと思います。

                 

                ということで、商品を選ぶ際に参考にしていただければ幸いです!

                 

                ▼店主のおすすめコーナーはこちらからどうぞ

                http://www.shop-az.net/?mode=grp&gid=1762653

                 

                JUGEMテーマ:ボクシング

                2018.05.30 Wednesday

                井上尚弥vsジェイミー・マクドネル

                0

                  衝撃的なバンタム級デビューを飾った井上尚弥選手!今後開催が決定しているワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の中心選手として名乗りをあげることになりました。以下に翻訳したの海外記事へのコメント欄には、アメリカのファンから「今後のキャリアが楽しみ」「(井上の)後半のラウンドでのKOか判定勝利を予想していたが、1ラウンドKOは見事」といった声があがっていました。

                   

                  【井上尚弥が暴力的なまでに圧倒。ジェイミー・マクドネルを1ラウンドKO】

                  (5月25日、web上のアメリカ、リングマガジンンの記事より)

                  https://www.ringtv.com/536564-naoya-inoue-brutally-stops-jamie-mcdonnell-one-round/

                   

                  <モンスター>は、今やバンタム級の水の中に潜んでいる。

                   

                  118ポンド(バンタム級)デビュー戦で、パウンド・フォー・パウンド候補の一人としてセンセーションを巻き起こしている井上尚弥はジェイミー・マクドネルをたった1ラウンドで圧倒的に粉砕し、約12年にわたり無敗のキャリアを持っていたイギリス人のマクドネルに初黒星を与えた。試合は12ラウンド制で、大田区総合体育館で開催された。

                   

                  108ポンド(ライトフライ級)と115ポンド(スーパーフライ級)でタイトルを持っていた井上は、繰り出した最初のコンビネーションでそのパワーをみせつけ、マクドネルはその威力を感じることになった。その後、頭の高い位置にあたった左フックでマクドネルをぐらつかせ、さらにボディへの右から左のフックでダウンを奪った。マクドネルは勇敢に立ち上がったが、続けざまの激しい攻撃を受けて再びダウンを喫し、レフェリーのルイス・パボンが試合を止めた。オフィシャルタイムは1分52秒だった。

                   

                  井上がエリートレベルのバンタム級選手たちが火花を散らすワールド・ボクシング・スーパーシリーズに進むであろうことは今やほぼ確定している。ゾラニ・テテ、ライアン・バーネット、エマニュエル・ロドリゲスといった世界チャンピオンたちが参加するという事実がありながらも、恐ろしい井上(16勝0敗、14KO)が最も人気のある参加者として期待されることになるはずだ。

                   

                  リング誌のバンタム級ランキングで2位にランクされていた32歳のマクドネルは、122ポンド(スーパーバンタム級)へ階級を上げるかどうかを繰り返し話題にされてきた。彼は英国、英国国民、ヨーロッパ、世界への名誉のために118ポンドでいることを要求され、これ以上この階級で戦うべき理由はない。スーパーバンタム級への舵を切ることが正しい選択だ。

                   

                  アンダーカードでは、拳四朗がガニガン・ロペスとの再戦で衝撃的な2ラウンドKO勝利をおさめ、WBC世界ライトフライ級タイトルを防衛した。無敗の拳四朗が繰り出した右ボディ一発でメキシコの挑戦者はダウンを喫し、カウントアウトされた。オフィシャルタイムは1分58秒だった。

                   

                  Tom Gray筆

                   

                  ▼こちらの記事も参考にしてください

                  井上尚弥がバンタム級デビューへ

                   

                  JUGEMテーマ:ボクシング

                  2018.05.23 Wednesday

                  井上尚弥がバンタム級デビューへ

                  0

                    今週金曜日、バンタム級デビュー戦が予定されている井上尚弥選手!上の階級の試合への対策として、バンタム級より重いクラスのフェザー級、スーパーフェザー級の選手をイギリスから招きスパーリングをこなしたそうです。

                     

                    また、もしマクドネル相手に勝利すれば、4団体の世界チャンピオンがトーナメント形式で勝ち上がるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(昨年はクルーザー級、スーパーミドル級で開催されました)への参加もあるかもしれないとのことです。

                     

                    【井上尚弥が金曜日、ジェイミー・マクドネル相手にバンタム級デビューへ】

                    (5月21日、web上のアメリカ、リングマガジンの記事より)

                    https://www.ringtv.com/536235-naoya-inoue-make-bantamweight-debut-versus-jamie-mcdonnell-friday/

                     

                    日本の無敗のスーパースター、井上尚弥が金曜日、大田区総合体育館でイギリス人チャンピオンのジェイミー・マクドネル相手に待ち望んだバンタム級デビューを果たす。

                     

                    25歳の強打者、井上は2014年に長いこと王座を防衛したオマール・ナルバエスを2ラウンドに粉砕した後、115ポンド(スーパーフライ級)のWBOタイトルを7度防衛してきた。井上はそれ以前には108ポンド(ライトフライ級)のタイトルを保持していた。

                     

                    井上は新たな階級に足を踏み入れ、リング誌で118ポンド(バンタム級)で2位にランクされるマクドネルを相手にするが、コメントには自信がにじむ。

                     

                    「モチベーションはとても高い。」と井上(15勝0敗、13KO)はリング誌の取材に語った。「相手は背が高く、フットワークがいい。そして攻撃的なボクサーでもある。試合への準備はしてきた。あらゆる面で相手を上回れることを確信している。」

                     

                    井上のマクドネル対策として特筆すべきは、相手の身長とリーチへの対応だ。マクドネル(29勝2敗1分、13KO)は身長175cm、リーチ183cm。井上は身長165.2cm、リーチ171cmだ。

                     

                    対策を整えるため、井上陣営は無敗のフェザー級選手であるラザ・ハムザとスーパーフェザー級選手であるレイ・ウッドをイギリスからスパーリングパートナーとして招いた。

                     

                    「この2選手とのスパーリングで、身長の高い選手からのプレッシャーとヨーロッパの選手のリズムを感じることができた。」と井上は説明した。「彼らと素晴らしいスパーリングができた。」

                     

                    <モンスター>の異名をとる井上は、静岡の海沿いの熱海周辺で2つのキャンプをはり、高地トレーニングを行ってきた。

                     

                    リング誌で115ポンド(スーパーフライ級)の1位にランクされる井上はスーパーフライ級で長いこと統一戦を望んできたが、WBAチャンピオンのカル・ヤファイとIBFチャンピオンのジェルウィン・アンカハスが交渉に難色を示したため、井上のプロモーターである大橋秀行は階級を上げることを決断した。

                     

                    「彼らには尚弥と戦う自信がないのではないかと思う。」と大橋。「スーパーフライ級では、減量に苦労することがわかった。だから試合で自分のベストをみせることができなかった。彼のすごいパワーはスパーリングの間だけになってしまっていた。バンタム級では、そういうパワーを試合でもみせられると思う。」

                     

                    今月初め、2シーズン目のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズの詳細がロンドンの会見で発表された。中心となる階級のひとつとして、バンタム級がある。

                     

                    WBOチャンピオンのゾラニ・テテ、IBFチャンピオンのエマニュエル・ロドリゲス、WBAチャンピオンのライアン・バーネットらはみなそのトーナメントへ参加することとなっている。

                     

                    大橋氏は、もしマクドネル相手に全てがうまくいけば、井上もこの卓越したメンバーの中に名を連ねることも示唆した。

                     

                    「スーパーシリーズのオファーは受けている。」と大橋。「マクドネルの試合に勝ってからこのシリーズに参加するかどうか考えることになる。」

                     

                    Anson Wainwright筆

                     

                    JUGEMテーマ:ボクシング

                     

                    2018.05.16 Wednesday

                    ワシル・ロマチェンコvsホルヘ・リナレス

                    0

                      ロマチェンコvsリナレス、大変素晴らしい試合でした!

                       

                      以下に翻訳した海外記事も長めの内容となってまして、海外での反響も大きかったことをうかがわせます。記事にコメントしたアメリカのファンからは、ロマチェンコだけではなくリナレスへの称賛も多く「6ラウンドの右は素晴らしかった」「ロマチェンコの勝利はすごいが、リナレスもいいラウンドをつくっていたと思う」などのコメントがみられました。

                       

                      勝敗のポイントは?以下の記事によると、距離、だそうです。

                       

                      【ワシル・ロマチェンコはダウンを生き延び、10ラウンドにホルヘ・リナレスをストップ。ライト級タイトルを獲得】

                      (5月12日、web上のアメリカ、リングマガジンの記事より)

                      https://www.ringtv.com/535655-vasiliy-lomachenko-survives-knockdown-stops-jorge-linares-in-10th-to-win-lightweight-championship/

                       

                      これは、ワシル・ロマチェンコにとって未知の領域だった。

                       

                      彼の表情?驚くことに、当惑してさえいるようだった。

                       

                      プロの戦績11戦において、ロマチェンコは離れ業をみせつづけてきた。プロ2戦目で厚かましくもベテランのオルランド・サリドに挑戦し、かろうじて判定を勝つことができなかった試合を除いては。

                       

                      その過程で、彼は「No-Mas-Chenko」のあだ名を得た。とにかく、オリンピックで2度金メダルを獲得したロマチェンコは、マディソンスクエアガーデンにおけるESPNのメインイベントでホルヘ・リナレスと対戦するまで4連続ノックアウト勝利をおさめてきていた。

                       

                      そして今、ロマチェンコ(11勝1敗、9KO)は6ラウンドのリナレスのピンポイントの右があたりキャンバスに尻もちをついているところだ。彼の輝かしいキャリアの中で、ロマチェンコは初めてダウンを喫した。しかし彼は倒れたままではいなかった。もちろん、倒れたままではいなかったのだ。

                       

                      もしかしたらプライドが傷ついたかもしれないが、彼は自分自身をかき集めて保った。ロマチェンコは頭をふりながら、その晩リナレスを困惑させ続けた素晴らしいプレッシャーをかけ、ゆっくり、だが確実に、自分のペースを取り戻していった。

                       

                      そしてついに、10ラウンド、ロマチェンコは目がくらむような連続パンチをヒットさせた。そして左パンチがリナレスのみぞおちをえぐると、それが最後だった。リナレス(44勝4敗、27KO)は、レフェリーのリッキー・ゴンザレスの10カウントをきいたが、まっすぐに立つことすらできずそれ以上戦うことはできなかった。レフェリーは2分8秒で試合を止め、ロマチェンコはおそらくキャリア史上最も大きな勝利を手にした。

                       

                      サリドに敗れて以来彼は初めて本当の逆境に対面し、そして今回彼は勝利を得た。この勝利により、ロマチェンコはリナレスの持つWBAとリング誌のライト級タイトルを獲得し、3階級制覇の最短記録を更新した。

                       

                      「素晴らしい試合だった。」とロマチェンコ。「(リナレスの)右は、すごいパンチだった。あいにくあたってしまった。私は残りのラウンドのために準備をした。私の父(トレーナーのアナトリー)は、ボディを狙え、と言ってきた。リナレスは素晴らしいチャンピオンで、ファンのみんなにとってもいいものだった。」

                       

                      そして、ボディへの左パンチは、試合を終わらせるのに充分なものとしてロマチェンコにとっては都合がよかった。試合がストップするまでのラウンドの採点は、1人が86−85でリナレス、もう1人が同じ86−85でロマチェンコ、残りの1人は85−85で引き分けとつけていた。

                       

                      序盤には、ロマチェンコが打ち合いの試合を勝つために何かドラマを生み出すことを強いられるようには思われなかった。カリフォルニア、オックスナードでトレーニングしている30歳のロマチェンコはリナレスを連打で攻め立て、4〜5連打のコンビネーションを解き放つことができた。

                       

                      リナレスが意義深い身体的アドバンテージ(試合当日の体重152ポンド、ロマチェンコ138ポンド)を使おうと模索する中、驚くべき動きをみせたロマチェンコは、ただ右へ滑らかに動いて距離をとり脅威から遠ざかっていた。とにかく、ロマチェンコはこれを簡単にみえるようにやってのけたのだ。

                       

                      彼はいつでも、リング上で簡単そうにことをやってのけてきた。12月にギジェルモ・リゴンドーを絶対的に完封し、リゴンドーからパウンド・フォー・パウンドランキングの椅子を奪った時のように。あるいはニコラス・ウォータースを屈服させた時のように。

                       

                      しかし試合が進むにつれ、今回は何事も簡単にはいかないように思われてきた。ついにロマチェンコは、スピードの領域で彼と渡り合える相手と出会った。そしてリナレスという選手は、ロマチェンコがこれまで共にリングに上がってきた相手をはるかに上回る実力者だった。

                       

                      しかし、ロマチェンコが閃光のようにあてる2〜3発に対しリナレスは1発、それも軽く触れるだけの1発しか返せなかった。リナレスは単に適切な距離をみつけることができなかっただけなのだ。ロマチェンコは賢くもリナレスにミドルレンジで対し、試合を操った。この距離はリナレスが自分のすばらしいパンチを使えないほどには近く、しかしリナレスが自身の身体の強さを活かすことができるほどには近くはなかった。

                       

                      126ポンドと130ポンドでタイトルを獲得してきたロマチェンコは、リナレスのガードを開かせるために軽くパンチを放った後、閃光のように鋭いパンチを打ちこんだ。リナレスは明らかにいらいらしており、捨てばちの右を返すようになった。1発で試合が終わるのを期待してのことだった。

                       

                      リナレスがステップバックしてその右ストレートをヒットさせロマチェンコにダウンを与えた時、リナレスはロマチェンコを本当の

                      ピンチに陥らせたように思われた。しかし6ラウンドの残りは数秒だった。7ラウンドを通じてロマチェンコは自身を取り戻し、リナレスが利用すべき時間は消えてしまった。

                       

                      「彼が私を驚かせるだろうと思っていたほどには彼は私を驚かせなかった。」と、32歳のリナレスは言う。「試合は興味深いものになってきていた。接戦だった。しかし彼は私をボディブローで驚かせた。私は試合を続けたかった。私は戦い続けたかったが、レフェリーが試合を止めた。」

                       

                      リナレスは続行したかったかもしれない、しかし彼は精力が尽きていたようにみえた。またの試合に向かうことだろう。ゴールデンボーイ・プロモーションズの選手であるリナレスにとっては、精神的な勝利だった。この試合までのライト級タイトルの2度防衛戦では危うさをみせ、ロマチェンコの挑戦を跳ね返すにはアンダードッグとみなされていたリナレスにとっては。

                       

                      それどころか、敗北によってリナレスの株は上がった。しかし彼の持っていたライト級タイトルは奪われ、13連勝の戦績もストップした。スター性が成長し続ける中でより大きなイベントへと進むのは、他ではないロマチェンコだ。

                       

                      ロマチェンコは8月24日、カリフォルニア、イングルウッドのザ・フォーラムでESPNの中継で再び戦う予定だ、とトップランクのボブ・アラムは記者たちに話した。期待されるのは、WBOのライト級タイトル保持者であるレイ・ベルトランとの統一戦だ。

                       

                      「ホルヘ・リナレスには感謝したい。」とロマチェンコ。「この興味深いスポーツにおいて私にもうひとつレッスンを与えてくれた。」

                       

                      ロマチェンコはリング誌のパウンド・フォー・パウンドランキングで3位にランクされているが、ボクシングにおいては並ぶ者がいないように思われる。

                       

                      今ロマチェンコを上回るには、本当に特別な選手が必要だろう。彼は素晴らしいアマチュアのキャリアととんでもない身体能力に寄りかかっている青二才ではもうない。

                       

                      マイキー・ガルシアは?それとも、自分を倒せるような選手を求めてロマチェンコはより上の階級へ上がらなくてはいけないのか?

                       

                      逆境にあうまでは本当に偉大な選手かは分からない、とはよく言われてきた。そして今、我々は確かに知っている。ロマチェンコは特別な選手の1人だ、と。

                       

                      Mike Coppinger筆

                       

                      ▼こちらの商品も参考にしてください(リナレスvsロマチェンコ特集が組まれています)

                      リングマガジン 2018年6月号

                       

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